モナの丘では、毎年市内中学校の職場体験を受け入れています。ときどきご来園のお客様もジャージ姿の元気な中学生たちを見かけることがあると思いますが、初夏から晩秋にかけて7、8校の中学生たちが代わる々々やって来て2、3日間の農作業を体験しています。
はじめは慣れない土との格闘や、虫たちの攻撃に悲鳴をあげながらの農作業ですが、最終日ともなると逞しい表情で「達成感のある仕事で頑張れました。」なんて頼もしい感想も聞かれるようになります。
相模原市でもご多分に漏れず、農業は衰退の一途をたどっています。従事者の高齢化や経済効率の低さ故の後継者不足などから耕作放棄地が年々増え続けています。このままでは私たちが自国産の野菜を食べられなくなる日もそう遠くないのではと思われます。
これまでモナの丘では延べ約500名の小、中学生を受け入れてきました。その中でひとりでも良いので将来農業をやってみようなんて思ってくれたら、と願っています。